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阿倍野区昭和町駅の歯医者 ひだまり歯科のスタッフブログ

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赤ちゃんの歯が生え始める前から始めたい歯磨きの方法

目指せ、むし歯ゼロ!
歯が生える前から始めたい、赤ちゃんの歯磨き

お子さんの歯磨きは、ズバリ
「歯が生える前から仕上げ磨きの練習をする」です!
歯のない時期から唇、粘膜、舌、頬へ触れて感覚の練習をしていると、歯が生えてからもスムーズに行えます。
小学生低学年くらいの子に仕上げ磨きをするときってどんな体勢にしますか?
おそらく、頭の上からのぞき込むイメージをお持ちの方が多いと思います。
そのとき、お子さんのお顔の位置が逆になりますよね。
実はこの体勢をする機会はなかなかありません。
ベビーベッドからのぞき込んで話かけるときは同じ顔の位置にするか、横からですよね。
頭の先からのぞき込む体勢+真剣な保護者の方の表情
実はだいぶ緊張感をもつので、ただならぬ雰囲気を察するのでお子さんは泣きます

 

歯が生える前からの「歯磨き遊び」

歯が生え始めたら欠かさず行いたい歯磨きですが、いきなり口の中にかたい歯ブラシを入れられると、赤ちゃんは抵抗を感じてしまいます。
歯ブラシを嫌がるのも、大抵は「よくわからない異物をいきなり突っ込まれる」から恐怖を感じるのが始まりです。
そこでぜひ実践してほしいのが、歯が生える前からの「歯磨き遊び」。

赤ちゃんの機嫌がいいときに、手遊びのように歌を歌ったり、「つんつん」などと声かけしたりしながら、指で赤ちゃんの口のまわりや口の中をやさしく触ってあげましょう(口の中を触るときは手を清潔にしましょう)。
歯が生えてくるまでは、お顔や頬、舌などお口周辺に優しく「触れる」という経験をたくさんしてあげてください。

慣れてきたら、やわらかくて口に入れても危なくないおもちゃなどで遊ばせながら、赤ちゃんの口腔(こうこう)感覚を刺激してあげて。
このとき、赤ちゃんの体をくすぐる、歌を歌うなどの遊びと、赤ちゃんの口への刺激をセットにすると、歯磨きへステップアップしたあとも遊びの延長として受け入れてくれやすくなりますよ。
歯が生える前から、ママが指にガーゼを巻いて歯ぐきを拭いてあげていると、歯ブラシを使うようになっても抵抗なくスムーズに始めることができる要素になります。
歯みがきの第一歩は、ハブラシに慣れさせることです。
乳歯が生えはじめる生後6カ月ごろから、赤ちゃん用のハブラシを持たせるようにします。
ちょうどこのころは、何でも口に入れたがる時期なので、ハブラシも抵抗なく、口の中に入れてくれるはずです。
是非、「なにこれ?!」と思ってしまう前から歯ブラシの存在を身近にさせちゃいましょう。

<お顔に触れる>1 指で頬っぺたをつついたり、包み込んだり、優しく触る。
2 口のまわりに触れる(唇より外まわり)

<唇に触れる>
1 指に綺麗なガーゼを巻き付けましょう
2 唇の上をトントン
3 上下の唇をかき分けるようにウニウニと入れ込む
4 歯ぐきをツンツン、なでなで

<歯ブラシ>
上記の指で唇から口の中に触れる流れを、歯ブラシバージョンでも同じ手順で行う

<舌に触れる(上級者編)>
1 舌の上をトントン
2 舌の先端トントン
3 舌の脇腹トントン

 

さらっと書き出しましたが、これを数か月かけてじっくり行います
嫌がるそぶりを見せたらすぐにやめて、ひとつ前までの段階に戻り、またじっくり粘りつづけます。

 

導入のタイミングは、お子さんがリラックスしている時間か、お風呂あがりの後などルーティーンの一部として組み込むこと
また仕上げ磨きが「お世話をする人が真剣な顔でむかってくる」より「コミュニケーションがとれる楽しい時間と思える」ように印象づけることが何よりも大切です。
痛くないようにするテクニックも大事ですが、それ以前に雰囲気作りが大切
つい、いっぱいいっぱいになってしまうと顔がこわばり無言になってしまうと思いますが、そんなときは一呼吸を置いて、是非ふたりのコミュニケーションを楽しむように歯磨きをしてみてくださいね。

ただし、歩けるようになったら要注意
歩きながらくわえさせると、思わぬケガにつながることもあるからです。
ハブラシを持たせるときは必ず座らせて、目を離さないようにしてください。

 

うまくいかないこともあると思いますが、根気強く向き合っていくのが一番の近道です。
そのためのお手伝いを、私たちがさせていただければと思います。
是非、定期的な検診にお越しください。

 

キャンセルして期間があいてしまって気まずい…という声もよく頂きます。
なんとなく、行きづらくなりますよね。
でも気にしなくて大丈夫ですよ。
スタッフも人間なのでその気持ちは充分にわかりますし、乗り越えてご連絡をいただいたんだと、とても嬉しく感じます。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。