ムーシールドってご存知ですか?

ムーシールドってご存知ですか?

ムーシールドってご存知ですか?

2022.06.12

歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)

幼稚園から小学校のお子様へ 就寝時くわえるだけで歯並び改善!

反対咬合は、サ行やタ行の発音がしにくく、舌足らずなしゃべり方になります。そして、横顔の見た目など審美的問題が大きく本人が負担に思う事も少なくないでしょう。3歳から治療を行えますので、早めにご相談されることをお勧めします。

 

歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)による治療

ムーシールド歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)は、口腔筋のバランスを整えることで、歯並びを良くしていくマウスピース型の矯正装置です。反対咬合になる原因は、口まわりの筋肉が正しく機能していないためと言われます。きれいな歯並びの人は、物を飲み込むときに舌が上顎を押さえつけるようにぴったりとはまっています。しかし、反対咬合の人は、上顎に舌はつかず、飲み込む度に舌が下顎を前方に押しています。そのため、上顎は小さく、下顎は大きくなると考えられています。

 

 

ムーシールドの効果

実は、反対咬合の場合、舌が普通の人よりも下にあります。
ムーシールドをつけて、舌を正常な位置に上げるように訓練します。
また、ムーシールドをつけることで、顎の先端部が緊張するので、これにより顎が後ろに下がって反対咬合の改善が期待できます。

 

反対咬合は遺伝するの?

残念ながら反対咬合は、遺伝する傾向にあります。ご両親、祖父母の方はもちろん、家系のどこかで反対咬合がある場合は、遺伝が出る場合があります。特に日本人は西洋人よりも反対咬合の確立が高いといわれています。

 

いつ装着するの?

ムーシールドは、装着する時間が長いほど効果がありますが、お子様が日中装着することは難しいため、基本的には就寝時のみ着用します。

ムーシールドに慣れていただくために、日中テレビを見ている時になど、装着することは、練習になります。

逆に装置を医師の指示通り装着いただけないと、改善しませんのでお子様の気持ちとご両親のご協力も大切です。

反対咬合は治した方がいい?

反対咬合は、自然にはほぼ治らないという研究結果があります。
乳歯から永久歯に生え変わる時に、治療することで歯並びを良くすることができるでしょう。

また、反対咬合は遺伝します。ご両親の顔貌がお子様に引き継がれる場合もありますが、早い時期に対応することでかなり改善されます。
また、治療せずに放置するとどんどん下顎が大きくなる場合もあり、年齢が高くなった際には、手術にて下顎骨の切断するしかないということにもなりかねません。小さいうちに治療をする方が、ご本人的にも経済的にも負担が少ないでしょう。

治療期間

ムーシールドの着用は永久歯に変わるところを目標に行います。
一度治療すれば、正常に機能するようになりますが、成長に伴い、再度下顎が大きくなってしまう場合もあります。
治療終了後も中高生ぐらいまで(身長が伸びなくなるまで)、定期健診を受けれられることをお勧めします。
反対咬合の治療は、長くなる傾向があります。

気になる場合はいつでも気軽にご相談ください。


LINE
相談