歯磨き遊び

歯磨き遊び

歯磨き遊び

2022.07.04

はじめての歯みがきは子どもにとって不慣れなことばかり。
まずは”歯みがき”のことを好きになってもらいたい!

歯が生え始めると、歯磨きのスタートです。
とはいえ、ミルクや離乳食など柔らかいものしか入れたことのない口に、いきなりハブラシのような固いものを入れられてゴシゴシみがかれたら、赤ちゃんもびっくりしてしまいますから、やわらかいハブラシで少しずつ始めましょう

まずは歯磨きの姿勢に慣れてもらいましょう。
0〜2歳児の歯磨きはお父さん・お母さんのお膝の上が定位置になります。
お膝の上でリラックスして、ごろーんと横になれるように誘導してあげましょう。
好きな音楽などをかけたり、手遊びを入れたりするのも良いですね。
ごろーんができるようになったら、口の周りに触れられることに慣れてもらいましょう。
手遊びでお口周りや頬などに触れて、親子で楽しくコミュニケーションを取りましょう。
子供からは、お父さん・お母さんのお顔がよく見えています。
ニコニコ笑顔で楽しく遊ぶことでお子さんも機嫌よく触らせてくれるかもしれません。
最後に歯ブラシの感覚に慣れましょう。
お口周りを触ることに慣れたら、抵抗なくパクッと口に入れさせてくれるかと思います。
不思議そうな顔をしながらもシャカシャカと磨く感覚に慣れてくれると、今後の歯磨きも”嫌なもの”ではなくなってくれるでしょう。

 

お子さまがスプーンをにぎって口に持って来られるようになったら、ハブラシを持って磨くマネをさせてみましょう。
はじめは、口に入れるだけだったり、ハブラシを噛んでしまうだけだったりと、歯磨きには程遠いですが、ハブラシに慣れるための一過程として、おおらかに見守ってあげましょう。
また、この頃はパパ・ママの真似をしたがる時期ですから、「一緒にみがこう!」と楽しそうに誘い、親子で歯磨きを楽しんでください。
少しでも自分でみがけるようになったら、大いに褒めてあげてください。
ママやパパの嬉しい顔が、何よりもお子さまのやる気を引き出すのですから。
お子さまが上手にみがけないぶんは、ママやパパがしっかり仕上げ磨きをしてあげてください。

歯磨き嫌いを絵本で克服してみませんか?

毎日の生活習慣の中で、子供が嫌がるものの一つである歯磨き。
この前まではうれしそうに自分で歯ブラシを握って口の中へ入れていたのに、突然かたくなに拒否!という状態になり、ママが困ってしまう…というケースも珍しくありません。

「虫歯になったら大変!」と、ママは一生懸命磨きますが、歯磨きが嫌いな子供になってしまうのでは…?とちょっぴり心配になりますよね。

そんなときは歯磨きに関する絵本を子供に読んであげませんか?
絵本の中の挿し絵や大好きなキャラクターが気に入り、歯磨きに関する興味がわくきっかけになるかもしれませんよ。

まだ読ませたことがない場合はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
もちろん、絵本を読むだけで翌日から歯磨きが大好きになる、とまではいかないでしょう。
しかし「今日は歯磨きをやってみよう!」という本人の気持ちを引き出すのに効果があるかもしれません。
まずは二人で読んでみる、次に絵本の仕掛けを楽しんでみる、そして絵本の内容に沿って実際に歯磨きを一通りやってみる…というように、少しずつ段階を踏んでいくのも良いでしょう。

歯磨き絵本を通して、ぜひ「歯磨きは楽しくて大切な時間」というように感じてもらい、毎日の習慣にしていけると良いですね。
お子さんの好きなキャラクターの歯ブラシや、好きな味の歯磨きジェルなどを自分で選んでもらうのも、やる気に繋がる一歩かもしれません。

ごっこ遊びで歯磨き習慣を

虫歯の日は歯の健康について考える日

6月4日は「6(む)4(し)」にちなんで「虫歯の日」といわれることがあるのをご存知でしょうか?

厚生労働省、文部科学省、日本歯科医師会、日本学校歯科医会では6月4日から6月10までを「歯と口の健康週間」としています。
これは歯の健康について考え、歯の病気を予防することを目的に実施されています。

保育園や幼稚園、学校などで、この時期に歯科健診が行われることが多いのは、この習慣によるものでしょう。
親子でも歯の健康について考えてみてくださいね。

2歳が好きなごっこ遊びが歯磨きの練習にも

2歳は言葉だけで理解することは難しいでしょう。
歯ブラシの感触を嫌がる子やめんどくさがる子もいますし、歯磨きを習慣づけるのに、苦労されている家庭もあると思います。そんなときは、2歳の好きなごっこ遊びで歯磨きの練習をしてみるのもよいでしょう。
子どもは遊びの中でたくさんのことを学びます。
自分の歯磨きは嫌がる子どもでも、お人形さんにならできるかもしれませんよ。
虫歯を言葉だけで想像したり、理解したりすることはまだ難しい年齢なので、ペープサートや絵本などを使うと、子どもにもわかりやすく伝わりますよ。

お人形で歯磨きの練習ができたら、次は自分の歯磨きもできるかな?と声をかけてみてください。
また、歯磨きをするときのポイントも、お人形を使って伝えていくのもよいでしょう。

歯磨きをしてほしいけど、嫌がる子もいると思います。
生活習慣作りはママも大変かと思いますが、楽しく身につけられるように工夫できるとよいですね。
歯磨き遊びの方法はやYouTubeなどの動画サイトやネット上にも検索すれば沢山出てきます。
お子さんに合った、楽しい遊びが見つける参考にしてみてくださいね。また、これをきっかけに歯科健診をしてみるのもよいでしょう。
親子で歯の健康について考えてみてくださいね。


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