抜歯が必要なとき、抜歯後の注意事項

抜歯が必要なとき、抜歯後の注意事項

抜歯が必要なとき、抜歯後の注意事項

2023.07.12

 

歯科医師が抜歯を推奨するのは以下のような状況が主に考えられます。

 

 

  1. 深刻な虫歯:虫歯が歯の大部分を破壊してしまい、修復が不可能または非効率的な場合、抜歯が必要になることがあります。
  2. 進行した歯周病:歯周病が進行すると、歯を支える骨が破壊され、歯がゆるむか、または落ちる可能性があります。これらの状況では、抜歯が最善の選択となることがあります。
  3. 混乱した歯並び:すべての歯が適切に配置されていない場合、特に矯正治療を行う前に、抜歯が必要になることがあります。これは歯並びを改善し、他の歯が適切に位置に収まるためのスペースを作るためです。
  4. 智歯の問題:智歯(親知らず)が部分的にしか生えてこない(部分的な親知らず)、または全く生えてこない場合、抜歯が推奨されることがよくあります。これは、智歯が口腔内の他の部位に問題を引き起こす可能性があるためです。
  5. 歯根端炎や歯の骨折:歯根端炎は歯の根尖部(歯の一番下の部分)の感染で、一般的に根管治療の失敗や歯の骨折によって起こります。これらの状況では、しばしば抜歯が必要となります。

 

これらの理由により抜歯をした後に注意すべきことが数点あります。これらに従うことで出血、痛み、腫れ、感染のリスクを軽減し、適切な回復を促進します。

  1. 出血の管理: 抜歯後は一時的に出血があります。ガーゼを噛むことで止血します。ただし、出血が続く場合は歯科医に連絡してください。
  2. 安静にする: 抜歯の後は、できるだけ安静にすることが重要です。激しい運動や重労働は避けてください。
  3. 口腔衛生: 抜歯した部分はしばらく洗口やブラッシングから避けることが推奨されますが、他の部分のブラッシングとフロッシングは続けてください。
  4. 食事: 抜歯後最初の数日は、柔らかくて冷たい食べ物を選ぶと良いです。これにはアイスクリーム、スムージー、ヨーグルトなどが含まれます。次第に通常の食事に戻すことができます。
  5. 喫煙の避ける: 喫煙は治癒を遅らせ、ドライソケットという痛みを伴う状態を引き起こす可能性があります。
  6. 痛みと腫れの管理: 抜歯後の痛みや腫れは一般的です。医師が指示した通りに処方薬を使用し、またはOTC(市販)の痛み止めを使用します。
  7. アルコールの避ける: 抜歯後最初の24時間はアルコールを避けてください。アルコールは血液の凝固を遅らせ、出血を引き起こす可能性があります。

以上の注意事項を守ることで、抜歯後の適切な回復を促進することができます。ただし、これらは一般的なガイドラインであり、個々の患者の具体的な状況やニーズにより異なる場合があります。したがって、抜歯後のケアについては、歯科医師の指示に従うことが最も重要です。

 

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