歯医者の通院頻度

歯医者の通院頻度

歯医者の通院頻度

2022.06.28

歯医者に行く頻度はどのくらい?

⑴一般的な歯のクリーニング

歯医者での一般的なクリーニングに通う頻度は、3ヵ月に1回ぐらいと言われてます。

お口の中にはたくさんの細菌が存在していますが、歯医者でクリーニングをしてもらうと、お口の中のムシ歯菌や歯周病菌は一時的に減少します。しかしふたたび増殖するため、定期的に歯医者に通うことをオススメします。

お口の中の状態は人それぞれですが、菌が増殖して元に戻る期間はだいたい2~3ヵ月ぐらいのため、クリーニングに通う頻度も2~3ヵ月に1回と言われています。

セルフケアだけでは落とせない汚れがあるため、歯医者での専門的なクリーニングで汚れを除去してもらう必要があります。

磨き残したプラーク(歯垢)は放置していると歯石になり硬くなってしまいます。

プラークや歯石は、むし歯や歯周病の原因となるため除去しなくてはいけませんが、歯石はとても硬いので歯ブラシでは除去することができません。

一般的には3か月に1回程度のペースで歯医者へクリーニングに通って頂ければ、現状を保つことができますので、普段からフロスや歯間ブラシなどを使いセルフケアが上手に出来ている方は、3ヵ月に1度程度のペースでもお口に中を綺麗に保つことができます。

 

⑵セルフケアが上手くいかず、汚れが歯につきやすい人

セルフケアが上手くいかず、汚れが歯につきやすい方や、歯周病が進行してしまっている方の場合は、1~2ヵ月ぐらいのペースで歯医者で専門的なクリーニングをされるのが望ましいです。

歯周病が進行している方は、歯周ポケットが深くなってしまっています。

歯周ポケットが4ミリ以上になってしまうと、歯ブラシでは取りきることが難しいため、歯周病がこれ以上悪くならないように適度なクリーニングが必要です。

歯医者では、汚れや着色を除去するクリーニングのほかに、歯磨きの仕方を教えてもらうことができます。

セルフケアが上手くいかない方は、定期的に磨き残しがどこにあるかチェックしてもらうと良いでしょう。

歯並びが悪い方やタバコを吸う方も、むし歯や歯周病のリスクが高くなります。

歯並びが悪い方は、細かい所に歯ブラシの毛先が届きにくいため汚れが残りやすくなるからです。また、タバコを吸われる方は、タバコに含まれる成分が歯周病を悪化させ、歯面にヤニもつきやすくなるため1~2か月ぐらいのペースでクリーニングを受けられることをオススメします。

⑶お口の状態が良く、セルフケアができている人

セルフケアができてお口の中の状態がきれいに保てている方は、むし歯や歯周病のリスクが少ないため半年に1度くらいのペースでも大丈夫でしょう。

ただし、セルフケアが上手な方であっても、歯医者での定期的な検診やクリーニングは必要ないというわけではありません。どんなに上手に磨けていたとしても、落としきれていない汚れがあります。

セルフケアができていて、虫歯がなく、歯周ポケットの数値がすべて3mm以下となっている方でも、半年に1度は定期的な検診とクリーニングをしてもらうことをオススメします。

 

まとめ

普段から歯間ブラシやフロスなどを使いセルフケアが上手く出来ている方は、クリーニングに通う頻度が3ヵ月に1回ぐらいでも現状を保つことができます。

しかし、セルフケアが上手くできない方、歯周ポケットが4ミリ以上の方、歯並びが悪い方やタバコを吸う方も、むし歯や歯周病のリスクが高くなるため、適度なクリーニングが必要になりますので、1~2ヵ月ぐらいのペースで歯医者での専門的なクリーニングを受けられるといいでしょう

 


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