歯の清掃方法①

歯の清掃方法①

歯の清掃方法①

2022.10.28

現在「歯のクリーニングって何?どんなメリットがあるの?」と、歯のクリーニングについて気になっていませんか?
歯のクリーニングは、歯ブラシだけでは落としきれない汚れを取り除くもので、虫歯や歯周病の予防につながります。
そんな、歯のクリーニングにおける3つのメリットやクリーニングの方法、ホワイトニングとの違いなど、気になるお話です。

歯のクリーニングとは?歯磨きだけでは落とせない汚れを除去

歯のクリーニングは、歯科医院で行われる歯垢・歯石除去をはじめとした歯の掃除や口内ケアのこと。
「PMTC」とも呼ばれ、数ヶ月に1度、歯科医院で定期検診を受ける際に行われるものです。
日頃、正しいブラッシングを丁寧に行っても歯磨きだけでは全ての汚れを落とすことはできません。
歯のクリーニングは歯科医療用の機器や技術を用いて行われるので、日頃のブラッシングでは落としきれない汚れ、歯垢、歯石の原因などを取り除くことができます。
虫歯や歯周病を予防したり、口内環境を清潔に保ったりするためには歯のクリーニングを行うことが大切です。

歯のクリーニングのメリット

歯のクリーニングを行うメリットには以下の3つがあります。

  • ①虫歯や歯周病を予防できる
  • ②口臭の改善・予防につながる
  • ③本来の歯の色を取り戻せる

歯の健康を維持するために大切な歯のクリーニング。
では、それぞれのメリットは何でしょうか。

虫歯や歯周病を予防できる

虫歯や歯周病を予防できるのが大きなメリット。
虫歯や歯周病の原因は主に歯石に付着した細菌です。
歯磨きだけで歯石を取り除くことは難しいですが、歯のクリーニングなら虫歯・歯周病の原因となる歯石をしっかり除去することができます。
さらに、歯のクリーニングではフッ素を塗布することがほとんどです。
フッ素は歯の再石灰化を促進し、表面のエナメル質を修復するはたらきがあります。
そのため、定期的な歯のクリーニングが虫歯や歯周病の予防につながるのです。

口臭の改善・予防につながる

歯のクリーニングは口臭の改善や予防にもつながります。
歯石には細菌が付着しており、その菌の発生させるガスが口臭悪化のもと。
丁寧に歯磨きを行っても歯石は残るので、口臭を改善・予防するためには歯のクリーニングが効果的と言えます。
ただし、口臭悪化の原因は菌が発するガスだけではないので、歯のクリーニングはあくまでも口臭改善の手段の一つ。
口臭の主な原因と治療法については別の記事で解説していますので、ぜひあわせてチェックしてみてください。

本来の歯の色を取り戻せる

本来の歯の色を取り戻せるのも歯のクリーニングのメリット。
歯のクリーニングをすれば歯石などの汚れが取り除かれ、見た目が綺麗になります。
さらにタバコやワイン、コーヒーといった飲食物による色素の沈着も定期的な歯のクリーニングで落とすことができます。
ただし、歯のクリーニングにホワイトニング効果はありません。あくまでも歯の本来の色を取り戻すもの。
歯をさらに白くするためにはホワイトニングを行う必要があるので注意しましょう。

歯のクリーニングにデメリットはない?クリーニング後の注意点

歯のクリーニングには基本的にデメリットはありません。
ただし、歯のクリーニング後はステインが付着しやすいので注意が必要です。
そのためクリーニング直後はワインやコーヒーをはじめとした着色しやすい飲食物を避けることが大切です。
また、歯のクリーニングを一度行っただけでは歯の色を取り戻したり、口臭を改善・予防したりするのは困難。
定期的にクリーニングしなければ状態を維持できないので注意しましょう。

今回はここまで、次回はクリーニングの種類やホワイトニングとの違いなどについてです

 


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