あいうべ体操

あいうべ体操

あいうべ体操

2022.12.23

あいうべ体操とは…

*あいうべ体操とは
お口回りの筋肉や舌の筋肉を鍛えることによって、舌を正しい位置に導き、口呼吸を鼻呼吸に改善していく体操です!

皆さん、普段舌はどこの場所にありますか?
①上あごについている
②上の前歯の裏側についている
③下の前歯の裏側についている

実は、舌の理想的な位置は ①上あごについている です!
②、③の位置に舌がある方は舌の位置が下がっており、口呼吸になっている可能性が高いと言われています。

口呼吸をするとお口の中が乾燥します。

このため唾液による消毒・殺菌作用が発揮されず、虫歯や歯周病が起こりやすくなります。

口呼吸は「舌のたるみ」が原因だそうです。
口呼吸をしていると…
吹き出物がでやすい、ほうれい線ができる、あごがたるむ。
舌は鍛えないと重力に負けてたれてしまうそうです。
特に女性はたるみやすいそうです。

そして、口呼吸になりやすい方の一例として、「お口ぽか~ん」の方です。
気がつくとお口が開いていませんか??
そんな方は…
口呼吸になりやすい、前歯が出っ歯になりやすい、虫歯、歯周病になりやすい、アレルギー疾患かウィルス感染しやすい。などがあります。

また、鼻呼吸の場合、外の空気を取り込む際に一緒に入ってきた細菌やウイルスなどを排除する機構が備わっているため、風邪をひきにくかったり、ウイルスに感染しにくいという特徴があります。鼻で呼吸すると冷たく乾いた空気を吸い込んでも鼻腔を通ることで加温・加湿された状態で気道に空気を届けるなどの機能も働きます。
一方、口には鼻のような外気に対する機能が備わっていないため、直接細菌やウイルス、塵などを取り込んでしまうことになるのです。
このため、免疫力が低下して風邪をひきやすくなったりアレルギー症状の原因にもなります。

 

 

「あいうべ体操」やり方はとっても簡単です♪

次の4つの動作を順にくり返します。
声は出しても出さなくてもかまいません。


①「あ~」と口を大きく開く
喉の奥が見えるくらい
②「い~」と口を大きく横に広げる
首に筋が浮き上がるくらい
③「う~」と口をとがらせる
思いきり口を前につきだすように
④「べ~」と舌を突き出して下に伸ばす
舌の先を下顎の先端まで伸ばすような気持ちで舌を出す。

①〜④を1セットとして、1日30セットを目安に毎日続けます。
1日30セットが目標ですが、継続が大事ですので無理のない程度にまずはやってみてください!

とても簡単なのですが、やってみると意外とお口回りの筋肉が疲れると思います。
はじめは疲れたり、筋肉痛が出たりします。
慣れるまでは2〜3回に分けたほうが続けやすいと思います。
体操なので、喋るときよりお口はしっかりと大きく動かす必要がありますが、無理は禁物です。
特に顎関節症の人やあごを開けると痛む場合は、回数を減らすか、関節に負担のかからない「い〜」「う〜」のみをくり返して下さい。
普段あまり動かしていないお顔の運動ですので、ぜひやってみてください!


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