デンタルフロス

デンタルフロス

デンタルフロス

2022.05.12

デンタルフロスとは

歯磨きをきちんとしていても、歯ブラシだけの清掃ではどうしても磨き残しが出てしまいます。
歯と歯の間の歯垢(プラーク)の除去率は、歯ブラシだけの清掃ではなんと61%しか除去できていないと言われています。
歯ブラシだけだなく、デンタルフロスを用いて清掃をした場合の歯垢(プラーク)除去率は79%まで除去できると言われています。さらに歯間ブラシを使用すると、85%まで除去が可能です。
歯垢(プラーク)が残ると虫歯や歯周病の原因になります。毎日の歯磨きでは歯ブラシはもちろん、フロスや歯間ブラシの併用をおすすめしています。

デンタルフロスの種類

・ホルダータイプ
持ち手が付いているタイプです。
F字型は前歯用、Y字型は奥歯用と、ホルダーの形に種類があります。
ホルダータイプは初めての方におすすめです。
・ロールタイプ
リールに巻かれた糸を切って使うタイプです。
ワックスがついたものは滑りが良いため糸を通しやすく、ワックスのついていないものはより歯垢(プラーク)を除去しやすいという利点があります。
ロールタイプは慣れてしまえば簡単で経済的。

フロスの長さ

40〜50センチくらいの長さに切り出します。
左右の中指(または人差し指)に両端を2〜3回巻き付けます。
人差し指(または親指)の先でフロスをピンと張り、親指と人差し指で操作します。指と指の間は1.5〜2センチ離して下さい。

フロスの動かし方

歯と歯の間に、ゆっくりななめに歯面に沿わせながら、ゆっくりと挿入します。
歯に巻きつけるようにして、歯の側面をこすりながら2〜3回上下させ、汚れを取っていきます。
歯間部でフロスを上下に動かすだけでは歯面についた汚れは十分に取れません。フロスは歯面に押しつけるように使用します。
毎回フロスの綺麗な部分を使用することで、より多くの歯垢(プラーク)を取り除くことができます。

 

デンタルフロスを使うときの注意点

1. 歯茎を傷付けないように
鏡を見て、場所を確認しながら、歯茎を傷付けないように使用しましょう。力を入れて差し込まずに、ゆっくり動かすのがポイントです。

2. 歯科医師や歯科衛生士から指導を受ける
使い方がわからない場合は、歯科医師や歯科衛生士から正しい使い方の指導を受けましょう。

3. 歯科医院で相談
使っている最中に、フロスが引っかかったりほつれたりする場合は、歯と歯の間にむし歯や歯石がある場合も。そのような場合は歯科医院で相談しましょう。

 


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