無呼吸症候群について

無呼吸症候群について

無呼吸症候群について

2022.12.06

無呼吸症候群について

睡眠時の無呼吸症候群について

 睡眠時無呼吸症候群とは、夜間の睡眠中に無呼吸と低呼吸(いびき)を繰り返す病気です。

 無呼吸とは、10秒以上呼吸が停止している状態のことです。
低呼吸とは、息を吸う深さが浅くなり、吸気振幅が
50%以上減少する呼吸等が10秒以上続く場合です。         

そのため、睡眠時無呼吸症候群は、高血圧や糖尿病、高脂血症の人など肥満の人が合併しやすい病気です。
また、「首が太くて、首回りに脂肪がついている」、「下顎が後ろの方に引っ込んでいる」、「舌の付け根が大きい」など、体形が影響することも原因となります。
まれに脳や神経などの異常が睡眠時無呼吸症候群を招くケース(中枢型)もあります。

無呼吸症候群になる原因は肥満による首回りの脂肪の沈着、扁桃腺肥大、アデノイド、気道へ舌が落ち込む、舌が大きい、鼻が曲がっているなどが挙げられます
いびきが大きい、夜中何度も起きるといったことがあれば、睡眠時無呼吸症候群のサインです。
いびきをかく方の7割が睡眠時無呼吸症候群だという報告もなされています。
その他、睡眠中の呼吸停止、呼吸停止を繰り返すといった症状も見られます。
二次的な症状として、日中の強い眠気、起床が辛い、集中力の低下などが挙げられます。

欧米人では肥満者が多い一方、日本人ではやせ型の患者さんも多いのが特徴です。
これは、顎が小さいという骨格の影響があるといわれています。
また、小児においては、睡眠時無呼吸症候群が成長の大きな妨げとなることが分かってきているそうです。

【無呼吸症候群を改善するには】

・肥満の方は体重を減少させる,横向きに寝る体重を減少させることにより首周りの脂肪を落として呼吸しやすくします。
・夕方以降は、できるだけリラックスした時間を過ごし、交感神経を休めましょう。(音楽・お風呂などで)
・生活を正し、決まった時間に眠くなるように習慣づけることで、睡眠の質を高めましょう。
・横向き、うつ伏せで寝ることで、呼吸が楽になり、気道に舌が落ち込みにくくなります。(窒息の可能性がありますので、小さなお子様はうつ伏せでは寝ないでください)
・マウスピース、口閉じテープなどの使用で、いびき・無呼吸の防止が期待できます。

 

【いびき体操を行う】

①舌を前に出す

②舌を回転する

③舌を持ち上げる

④舌をそり返す

⑤のどちんこを上げる

⑥口をすぼめる

⑦口に指を入れてすぼめる

⑧口をつりあげる

以下のことを意識して生活することにより、無呼吸症候群が少し改善できる可能性があります!!

何かわからないことや、聞きたいことがありましたら、お気軽にご相談下さいませ!!


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