歯を大切にしたい方へ①

歯を大切にしたい方へ①

歯を大切にしたい方へ①

2022.12.08

歯の健康を維持するために必要な考え方の1つに、予防歯科というものがあります。
予防歯科とは、歯が虫歯におかされてしまう前に、正しい方法で予防策を実践することです。

では、具体的に
「予防歯科のメリットが知りたい」
「予防歯科の主な治療内容は?」

このように、予防歯科について気になっていませんか?
病気にかかる前から定期検診を受けることで、将来的に歯を失うリスクを減らすことができます。

たとえば、北欧では80歳で20本ほど自分の歯が残っている人が多い一方で、日本人は5本程度と非常に少ないというデータもあります。

転んですり傷ができても、塗り薬を塗っておけば治癒します。

骨折しても、ギプスをすれば骨ができて治ります。

しかし、歯は自然治癒しません。

削っても自然に元に戻りませんし、永久歯が抜けた後は新しい歯は生えてきません。

神経まで及んだむし歯を治療した後の歯は、神経がある天然歯に比べると非常に脆くなります。
神経の無い歯は木で言うと枯れ木と同じような状態になってしまいます。

そのような状態でも、噛んだり、食べたり、話したりする機能を回復することはできますが、耐久度は著しく下がります。

強い衝撃が加わったり、硬い物を噛むと歯が折れてしまうこともあるのです。

むし歯を「治す」ことではなく、むし歯を作らないように「予防」することが重要です。

 

予防歯科の3つのメリットとは?

1.虫歯や歯周病を早期発見で未然に防げる

歯科医院で定期検診を受けることで、虫歯や歯周病を早期発見できるメリットがあります。

お口の病気は早期発見することで、症状の進行を妨ぐことができます。
定期的な予防治療を行うことで、虫歯や歯周病などで痛い思いをしたり、歯を失ったりするリスクを抑えられるのです。

 

2.健康な歯を長く維持し続けられる

健康な歯を長く維持し続けられるのも予防歯科のメリット。

歯は有限なので、一度失った歯を取り戻すことはできません。
修復して歯としての機能を取り戻すことはできますが、歯そのものを復活させるのは不可能です。

たとえば、虫歯が長期化して何度も歯を削ればやがてその歯は失われてしまいます。
治療後の歯は天然の歯よりも耐久性が低いので、治療が何度も必要になる場合があります。

できる限り天然の歯を残すためには、健康な歯を維持し続けることが大切なのです。

 

3.経済的な負担が軽くなる

予防歯科の3つ目のメリットが、経済的な負担が軽くなるというもの。

定期検診には費用がかかりますが、長い目で見た時に歯科治療にかかる費用を抑える効果があります。

虫歯や歯周病は完治させるのが難しいため、長期的に治療が必要になるのが一般的。一度虫歯や歯周病になってしまうと、定期検診にかかる費用以上のお金と時間がかかります。

経済的な面から見ても予防歯科のメリットは大きいのです。

 

予防歯科の重要性は?歯医者での定期検診で歯を守る

予防歯科は、今ある歯を守るために重要なことです。

虫歯や歯周病など歯の病気にかかって病気が重症化すれば、歯を失ってしまうことがあります。歯が一部失われていれば、食べ物を正しく噛むのが難しくなりますし見た目も悪くなることも多いです。

しかし、早い段階から定期検診を受けてこまめなメンテナンスを行えば、将来的に歯を失うリスクは下げられます。

楽しく充実した食生活を送るため、そして綺麗な見た目でいるためには、健康な歯を保ち続けることが大切。病気で歯を失わないためにも予防歯科の重要性は高いと言えます。

 


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